テクノロジー

下地貴明 エンパス代表 音声から感情を見極める

    下地貴明 エンパス代表 (撮影=武市公孝)
    下地貴明 エンパス代表 (撮影=武市公孝)

     人間の声から感情を判別する人工知能(AI)「Empath(エンパス)」を開発。コールセンターや、企業の従業員向けのストレスチェックに使われている。

    (聞き手=藤枝克治・本誌編集長/構成=岡田英・編集部)

     話をしている声の高さや強さ、スピードといった「しゃべり方」から、喜怒哀楽をAIでリアルタイムに解析するシステムを開発・販売しています。黄色は「喜び・快活さ」、赤色は「怒り・強い主張」、緑色は「落ち着き」、青色は「悲しみ・戸惑い」と4色に分け、今、どんな気分なのかパソコンやタブレットなどのモニターで見られます。

     最初に約4万人分の音声データを集め、十数人の評価者に聞いてもらい過半数の人が「喜び」や「怒り」と判断したものを「教師データ」としてAIに学習させました。「喜び」の声に共通するトーンやスピードなど物理的な特徴を抽出し、機械学習を繰り返して予測の精度を高めました。言語を問わないため、世界50カ国の約1800社で使われています。

    残り1243文字(全文1663文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    7月14日号

    コロナが迫る 非接触ビジネス第1部16 「脱3密」に勝機あり リアル×ネットで株価急騰 ■白鳥達哉/種市房子19 インタビュー 鈴木康弘 日本オムニチャネル協会会長、デジタルシフトウェーブ社長 「ネット起点に、実店舗を運営」20  諸富徹 京都大学大学院 経済学研究科教授 「脱炭素社会への契機にも」 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット