パラジウム 上昇トレンド続く=鈴木直美
有料記事
自動車排ガス触媒に主に使われる貴金属・パラジウムの高騰が続いている。価格は史上初の1トロイオンス=1700ドル台に乗せ、2018年夏のボトムから2倍超、ここ3カ月でも約30%の上昇。投機色も強く、急騰急落を繰り返しているが、需給に裏打ちされた長期的な上昇トレンドの終わりは今のところ見えていない。
現在、新排ガス基準である20年のユーロ6(欧州)、チャイナ6(…
残り273文字(全文454文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める