ブレグジット迷走のツケ 住宅買い控えで価格下落 危機対応の増産効果は終わり=松崎美子
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英国の調査会社大手「YouGov(ユーガブ)」が実施した調査結果によると、7割近くの人たちが「テレビや新聞で欧州連合(EU)離脱関連のニュースを見た途端、不機嫌になる」と回答。40%強の人が、怒り・無力感・不安を感じ、10人に1人がこの問題から受けるストレスのため、不眠に悩まされている。特に残留支持者が多いロンドンでは、不眠の比率が3割にも上る。
しかし、英国に住んでいる限りブレグジットに関する報道が目に入らない日はない。そこで、3割の人たちは、「一切テレビを見ない」と回答した。
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週刊エコノミスト
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