先端分野で成長 システナ 自動運転、ロボットに注力=和島英樹
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ソフト開発支援が収益の柱の独立系情報企業。かつては携帯電話(ガラケー)に組み込むソフト開発、検証サービスが軸だった。近年ではそのノウハウを生かして、自動運転、IoT、ロボットなどの先端分野で成長。2017年に国内初の路線バス型の自動運転実証実験が行われた際には、同社がシステムを担当するなど、実績も積み上がっている。17年ぐらいから業績の拡大とともに株価の上昇が加速している。
24年3月期を最終年度とする中期5カ年計画では、「キャッシュレス・決済」「ロボット・IoT・RPA(業務自動化)・クラウド」など、今後伸びると見ている分野に経営資源を集中させる方針。中核事業に成長した車載の業務経験とネットビジネスで培った技術力を生かす。最終年度に自動運転、MaaS(移動サービス)など車載売り上げ60億円(前期実績27億円)、産業・医療などのロボット50億円(同8億円)、5Gなど…
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週刊エコノミスト
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