今週のポイント 米国小売売上高(11月15日) 堅調な消費が持続=窪谷浩
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11月15日に米国で10月の小売売上高が発表される。米国のGDP(国内総生産)における今年7〜9月期の実質個人消費支出は、前期比年率2.9%増と、前期の4.6%増からは鈍化したものの、依然として堅調な伸びを維持している。小売売上高は、サービスを含まないものの、個人消費のおよそ3分の1をカバーしているため、10月以降の消費動向をみる上で注目される。
9月の結果を振り返ると、小売り全体では前月比0.3%減と市場予想の0.3%増を下回り、2019年2月以来の減少となった。中身をみると、自動車が同1.0%減と、1.9%増の高い伸びとなった前月の反動もあって減少に転じたほか、ガソリンスタンドが0.7%減と前月の1.3%減から2カ月連続の減少となり、消費の足を引っ張った。
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週刊エコノミスト
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