新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 日本株 爆騰!銘柄

新事業を積極開拓 ジャストシステム 通信教育など収益の柱に=編集部

(出所)ブルームバーグ
(出所)ブルームバーグ

 文書作成ソフト「一太郎」やかな漢字変換ソフト「ATOK」で知られるソフトウエア開発会社だが、通信教育事業など新事業で新たな道を切り開いた。2019年3月期は営業利益、経常利益、当期純利益とも、1997年の株式上場以来最高益を更新。株価も3年で4倍以上になった。

 20年4~6月期の売上高は個人向け事業54億円、法人向け事業40億円で、特に法人向けは前年同期に比べて78%増。20年1月にマイクロソフトの「ウィンドウズ7」のサポートが終了するため、自治体や企業のパソコン更新需要が拡大し、一太郎やATOKのほか、関連ソフトウエアの導入が順調に進んだことなどが要因という。

 注目を集めるのが多彩な新規事業だ。特に、12年、他社に先駆けて始めた専用タブレット端末を使う家庭向け通信教育「スマイルゼミ」が収益の大きな柱に育った。幼児、小学生、中学生コースともに会員数を伸ばしており、「教育ICT(情報通信技術)の波に乗っている」(いちよし経済研究所の藤田要主任研究員)。

残り554文字(全文986文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事