週刊エコノミスト Online食肉大争奪

TPP、日米貿易協定でも豚肉価格は下がる気配なし=高橋寛

    (出所)農畜産業振興機構資料より筆者作成
    (出所)農畜産業振興機構資料より筆者作成

     国産豚肉の価格動向は、国内の生産量と関連している。豚肉生産は、暑さから6~8月に減少し、涼しくなると増加に転じる。

     これを反映して、豚肉価格は需給が逼迫する6~7月に上昇し、東京市場で1キロ当たり600円を超えることもある(上格付けの豚肉)。その一方で、需給が緩まる10月~翌年3月ごろまで、同400円台前半、日によっては400円を割り込み300円台後半まで低迷する。ただし、年末需要のある11月下旬~12月上旬は上昇する(図1)。これが一般的な価格動向なのだが、今年は底堅い動きをしている。10月25日現在の価格は498円と500円に迫る高い水準となった。

    残り3057文字(全文3337文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月8日号

    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事