週刊エコノミスト Online 小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
/15 早期退職に応募すべきか、会社に残るか悩んでいます
有料記事
Q 早期退職に応募すべきか、会社に残るか悩んでいます
A 自分の心に従うか、家族への責任を重視するかの選択
会社で、45~55歳を対象とした早期退職制度の募集が始まりました。私は営業部課長を務めています。会社側から提示された退職金は2000万円。まとまった金額であり妻が銀行事務のアルバイトをやっているので、私は退職して、夢だった営業関連の人材派遣業を起業しようかとも考えました。でも、妻は大学生と高校生の子供の将来の教育費などを考えて、会社を辞めないでと反対するため、決意が揺らいでいます。何に着目して進路を決めればいいでしょうか。(製鉄業・49歳男性)
早期退職勧告を受けた場合、何を基準に進路を決めればいいのか。まず、ここで選ばなければならないものを考えてみましょう。
残り1068文字(全文1406文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める