国際・政治世界経済総予測 2020

岐路の朝鮮半島 深すぎた米朝の溝、韓国にラストチャンス=徐台教

    「지뢰」(地雷)の表示が残る南北間の非武装地帯(DMZ)。朝鮮半島の分断が固定化する華道家の重大な岐路=2019年6月(Bloomberg)
    「지뢰」(地雷)の表示が残る南北間の非武装地帯(DMZ)。朝鮮半島の分断が固定化する華道家の重大な岐路=2019年6月(Bloomberg)

     朝鮮半島の「非核化と平和体制の構築」が重大な岐路を迎えている。2019年は朝鮮半島情勢が下降線をたどり続けた1年だった。北朝鮮は12月、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に使うロケットエンジンの実験も再開し、米国との間には「老いぼれ」と「ロケットマン」という17年の米朝対立を象徴する言葉が躍り始めている。「クリスマスイブにICBMを発射する」(韓国政府元高官)という指摘もある。

     朝鮮半島情勢の山場は早々に訪れた。19年2月にベトナム・ハノイであった18年6月に続く2度目の米朝…

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