eスポーツ 都市対抗eスポーツで地域を活性化したい=影澤潤一
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2018年あたりから社会的にも「eスポーツ」というキーワードが聞かれるようになり、幹部層のなかでも「これからはeスポーツがくる」という話が挙がるようになった。また、同年6月に就任した井上福造社長が、その直後にeスポーツの事業化を目指すことを宣言したのも大きな理由のひとつだ。
市場調査や情報収集を進めながら、取っかかりとしてeスポーツ「RAGE」で、仙台にある事業所をパブリックビューイング会場として提供した。その際、閉域網(専用回線)とクラウドを使うことで、高品質で遅延の少ない映像配信を可能にし、東京・秋葉原にある本会場と、ビデオ電話のように掛け合いができるようにした。
閉域網を使うと、通常のインターネット回線と比較して遅延時間が10分の1にまで軽減でき、快適な映像配信環境の構築が可能になる。
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週刊エコノミスト
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