新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 深層真相

サントリーの「大政奉還」 2021年に先送りか

 サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長=写真=の去就が注目を集めている。2020年は14年10月の社長就任以来任期6年目でサラリーマン社長の一般的な在任期間に達する一方、後継に創業家の鳥井信宏副社長が待ち構えている。ただ、東京五輪イヤーの喧騒(けんそう)の年は避け、21年3月の株主総会をもって交代という見方も出ている。

 鳥井氏も過去に社長を務めた上場中核企業のサントリー食品インターナショナル(SBF)は21年春、本社を東京・中央区京橋から港区の田町駅近隣の最新の高層ビルに移す予定。サントリーHDの本社は港区台場で不便なため、同じ21年春に営業部隊やマーケティング部隊を、SBFの移転先のビルに移す。つまり、グループと親会社の中核を同じビルに集約するタイミングで鳥井氏が社長に就くという見方だ。

残り136文字(全文491文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事