業界関係者が気をもむ大日本住友の目利き力
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再生細胞薬の開発を手がける再生医療ベンチャーのサンバイオと大日本住友製薬(大日本住友)は、脳梗塞(こうそく)治療薬をめぐる共同開発を中止した。サンバイオが開発を進める薬は、これまで根本的な治療法のなかった脳梗塞、脳内出血などにも治療の道を開くとして大きな期待を集めていた。
もっとも、業界関係者は「今回の『破談』は、同薬の臨床試験の結果が不良だと発表された2019年1月の時点で予想できた。むしろ気がかりなのは…
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週刊エコノミスト
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