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キーワード解説 クルマ変える「CASE」とは?=吉脇丈志/監修・現代文化研究所

「CASE」という言葉の生みの親のチェッチェ元ダイムラー会長(2016年のパリ・モーターショーで)Bloomberg
「CASE」という言葉の生みの親のチェッチェ元ダイムラー会長(2016年のパリ・モーターショーで)Bloomberg

 自動車業界に押し寄せる100年に一度の大変化を象徴するキーワードを三つのQ&Aでチェックしよう。

Q1 そもそもCASEって?

 CASE(ケース)はもともと、2016年のパリ・モーターショーにおいて、ダイムラー会長(当時)のディーター・ツェッチェ氏が発表した中長期戦略の中で用いた言葉だ。

「C」はコネクテッド(接続)でクルマがインターネットにつながることを意味する。クルマが通信端末を搭載し、常に車外と情報をやり取りする。「A」はオートノマス、つまり自動運転技術。「S」はクルマをみんなで共有するシェアリング。「E」は電気を動力とする電動化で、ガソリン車から電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に移っていくことを指す。

 この四つはそれぞれがつながっている。例えば自動運転(A)は1台のクルマが単独で周囲を認識しただけでは実現できない。カーブの先にある障害物や300メートル先にある車線規制、死角となっている交差点からの自転車の進入などの予測は、クルマ同士や信号機、道路上に設置されたセンサーから取得したデータをクラウドなどと接続(C)して分析することで可能になる。

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