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今週のポイント 米国GDP速報値(1月30日) 前期を上回る成長見込み=窪谷浩

(注)季節調整済み系列の前期比年率 (出所)BEAよりニッセイ基礎研究所作成
(注)季節調整済み系列の前期比年率 (出所)BEAよりニッセイ基礎研究所作成

 1月30日に米国で2019年10~12月期のGDP(国内総生産)の速報値が公表される。実質GDP成長率は、7~9月期が前期比年率2.1%増、4~6月期が同2.0%増と2期連続で2%程度の成長が続いている。

 7~9月期を需要項目別に振り返ると、民間設備投資が同2.3%減と2期連続のマイナスとなったものの、住宅投資は同4.6%増と7期ぶりのプラスとなり、明暗が分かれた。また、個人消費が同3.2%増と堅調ながらも前期の4.6%増から伸びが鈍化した一方、在庫投資と外需の成長率寄与度がそれぞれ0.03ポイント減、0.14ポイント減と、合計1.59ポ…

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