テクノロジーAIチップで沸騰! 半導体

Q&Aで分かるAIチップ=編集部/監修=本村真人

     AIチップとは何か。なぜ生まれたのか。AIの仕組みからさかのぼって解説する。

     A 人工知能(AI)の情報処理に特化した半導体を指す。AIチップの概念は数十年前からあったが、製品が登場したのは2015年ごろ以降のこと。きっかけは12年にコンピューターの画像認識の精度を競う国際大会で、カナダのトロント大学のチームがAIの主要技術である「深層学習(ディープラーニング)」を採用したプログラムで圧勝したことだ。

     同じ年、米グーグルが開発したAIが、自力で猫の画像を見分けることに成功し、深層学習が一気に注目され、現在まで続くAIブームが巻き起こった。ただ、この「グーグルの猫」は実行するのに1000台以上のサーバーを使っており消費電力がとてつもなく大きかった。そのため、消費電力が小さく処理を高速化する半導体チップの開発が盛んになっている。

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