新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 コロナ恐慌

個人消費 活動自粛で約4兆円減少

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国規模の活動自粛により、日本の国内総生産(GDP)の約6割を占める個人消費は急速に減少している。

 訪日外国人旅客の減少も深刻だが、経済全体に及ぼす影響度は日本人の方が大きい。観光庁統計によると、日本人の国内旅行消費額は2019年速報値で21・9兆円と、訪日外国人旅客(4・8兆円)の4・6倍だ。

 今回の活動自粛によって個人消費はどの程度減少するだろうか。自粛ムードの広がりや消費者マインドの萎縮が見られた、11年3月の東日本大震災後の消費動向を参考に試算しよう。

残り792文字(全文1042文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事