法務・税務

4月の改正意匠法施行 クラウドの画面デザイン、建物内装・外装も保護対象に=加島広基

    化粧品は店舗内装でブランドの世界観を表現する(Bloomberg)
    化粧品は店舗内装でブランドの世界観を表現する(Bloomberg)

     デザインを保護するための改正意匠法が4月1日に施行される。今回の意匠法改正は過去に例のない画期的なものであり、ビジネスに大きな影響を与えそうだ。大きな改正点は、(1)画像デザインや空間デザインの保護対象の拡充と、(2)複数のバリエーションのデザインを効果的に保護する関連意匠制度の拡充──の2本柱である。本稿では、ビジネスに最も大きな影響を与える(1)について、紹介したい。

     ソフトウエアやアプリの操作画面など、画像デザイン自体は以前から意匠法の保護の対象となっていたが、保護の対象はあくまで画像を表示する物品(この場合は、パソコンやスマートフォン)そのものであった。このため、画像が物品に表示されること、画像のデータが物品に記録されること、という二つの制約があった。つまりは端末にインストールされていることである。

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