週刊エコノミスト Online

「人質司法」で国際会議 体験者と識者が一堂に会し「冤罪」のメカニズムを討議=稲留正英

 被疑者や被告人を弁護士の同席を認めないまま長期間勾留し、身体・精神的な圧迫により自白を強要する日本の「人質司法」について、体験者や識者が議論する国際会議が4月21日から25日まで、京都と東京で開かれる。人質司法は「冤罪(えんざい)の温床」とされており、会議を通じて日本の刑事司法制度の改革を訴えていく。

 主催者は、害虫駆除会社キャッツの粉飾決算事件で、自ら190日間の長期勾留を体験した元会計士の細野祐二氏=写真。パネラーとして、カルロス・ゴーン・日産自動車元会長、布川事件で再審無罪を獲得した桜井昌司氏のほか、痴漢冤罪を取り上げた映画「それでもボクはやってない」を製作した周防正行監督、元東京高裁部総括判事で30件以上の無罪判決を出した木谷明・弁護士、元特捜検事の郷原信郎・弁護士などが参加する。

残り920文字(全文1270文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月11日号

止まらない円安 24年ぶり介入第1部 市場の攻防15 亡国の円買い介入 財政破綻を早める ■編集部17 1ドル=70円台はもうない ■篠原 尚之 ドル高が揺さぶる「国際金融」 ■長谷川 克之18 円安 これから本格化する内外金利差の円売り ■唐鎌 大輔20 国力低下 米国の強力な利上げはまだ続く 円 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事