マーケット・金融THE MARKET

NY市場 急激な水準調整に一服感=堤雄吾

     新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、米国株相場は引き続き値動きの荒い展開となっている。ただ、米主要大型株で構成されるS&P500指数の日中高値と安値の乖離(かいり)率は3月13日をピークとして低下傾向にあり、相場は徐々にではあるが落ち着きを取り戻しつつあるように見える。米金融当局の大胆な緩和策や、2兆ドル規模の財政出動の実現に向けた進展が投資家心理の改善に寄与した格好だ。

     2月中旬に19倍前後だったS&P500指数の予想PER(株価収益率)は、3月30日時点で15倍台となっている。今後、業績見通しの下方修正が一段と進む可能性は高いが、利益予想が現在の水準から10%近く低下しても予想PERは過去3年平均並みとなる計算であり、短期的なバリュエーション調整には達成感が出ている。

    残り134文字(全文484文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    1月25日号

    投資、保険、相続まで お金の王道Q&A16 「資産形成」を高校家庭科で 大人も人生を考える好機に ■中園 敦二18 インタビュー 村上世彰氏 投資家「お金は道具、決めるのは自分 それを伝えるのが金融教育」 19 Q1 「投資」と「ギャンブル」の違いは? お金を投じる目的で考える ■愛宕 伸康 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    編集部からのおすすめ

    最新の注目記事