長期金利 膠着が続く=丹治倫敦
有料記事
3月に上下に振れた日本の10年国債利回りも、4月に入り比較的落ち着きを見せた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済への影響の全体像はいまだ不透明だが、債券市場に関しては落ち着きを取り戻したように見える。
これは、日本を含む先進各国で利下げや国債買い入れといった「金利を引き下げる」金融政策が出尽くしたことが背景にあるだろう。すでにイールドカーブ・コ…
残り265文字(全文441文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める