マーケット・金融コロナ危機の経済学

金融 フィンテックが主導するディスラプション(創造的破壊)=野崎浩成

銀行免許が付与されたスクエアで決済(米サンフランシスコ)(Bloomberg)
銀行免許が付与されたスクエアで決済(米サンフランシスコ)(Bloomberg)

 コロナ後の世界を語るにはいささか早いとは思うが、人類がコロナと対峙(たいじ)している現下の状況は、個人、法人、国家の枠を越えて価値観に大きな影響を及ぼしていることは間違いない。『ニューヨーク・タイムズ』のコラムニストであるトーマス・フリードマン氏が3月17日付コラムで、紀元前後になぞらえて「B.C.(Before Corona)」と「A.C.(After Corona)」と、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前後における歴史的分断を唱えた。

 確かに、国家観や国際協調にかかわる政治的観点から個々人の社会的行動規範に至るまで、あらゆる影響を及ぼすことは想像に難くない。金融業界もこの例に漏れない。

残り2294文字(全文2603文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月7日号

賃上げサバイバル16 大企業中心の賃上げブーム 中小の7割は「予定なし」 ■村田 晋一郎19 インタビュー 後藤茂之 経済再生担当大臣 賃上げは生産性向上と一体 非正規雇用の正社員化を支援20 「賃上げ」の真実 正社員中心主義脱却へ ■水町 勇一郎22 賃上げの処方箋 「物価・賃金は上がるもの」へ意 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事