東京市場 ストラテジストが読む 感染警戒続き日経平均上限は2万円=三井郁男
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新型コロナウイルスの終息には時間がかかるだろうが、欧米に続き国内も段階的に封鎖措置の緩和が始まり久しぶりに明るいニュースだ。国内総生産(GDP)の5割を占める東京、大阪など8地域の特定警戒が緩和されれば、経済活動は本格的な再開に向かう。ただし、経済活動の再開に伴う「感染第2波」への警戒感は根強く、再開のペースは緩やかにならざるを得ないだろう。
株式市場は3月までの急落の半値戻しを達成した。3月までの急落で業績悪化などの悪材料はいったんは織り込まれたと見てはいるが、底打ちが見えない実体経済と、悪化が続く企業業績に比べ、株式市場の水準や戻りの勢いに乖離(かいり)が生じているとの見方も多く意見が割れている。
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週刊エコノミスト
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