マーケット・金融THE MARKET

今週のポイント 第3次産業活動指数(7月13日) 消費の底とリベンジ消費の行方=高山武士

    (注)季節調整済み系列。2014年3~4月と19年9~10月の変動は消費増税の駆け込み需要と反動減によるもの (出所)経済産業省
    (注)季節調整済み系列。2014年3~4月と19年9~10月の変動は消費増税の駆け込み需要と反動減によるもの (出所)経済産業省

     13日に経済産業省より5月の第3次産業活動指数が公表される。景気の影響を受け大きく変動する鉱工業生産指数と比較すると、ブレが小さく公表もやや遅い第3次産業活動指数は平時での注目度はそれほど高くない。しかし、全産業の約75%を占めるサービス業の細かい業種の動きを月次で追うことができる。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために広範なサービス産業で活動が制限されてきた状況では、経済の回復具合を分析する際の重要な統計となる。

     政府が緊急事態宣言を発出した4月の動向を見ると、鉱工業生産指数では前月比9.8%減(3月も3.7%減)となっている。他方、第3次産業活動指数は前月比6.0%減(3月は3.8%減)と鉱工業生産と同様に大きく落ち込んだ。特に、宿泊や飲食店、旅行を含む生活娯楽関連サービス(前月比31.7%減)、運輸・郵便(12.7%減)、小売り(9.3%減)が外出自粛や短縮営業・休業などの影響を大きく受けて低迷した。

    残り212文字(全文623文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月22日号

    EVと再エネ 儲かる金属14 日米欧中の電池大争奪戦 政府と企業の胆力が試される ■金山 隆一18 レアアースのネオジム 双日が豪ライナスに出資 ■小田切 尚登/編集部19 ネオジム磁石 大同特殊鋼とホンダが独自開発 ■編集部20 株価急騰 EVで注目の海外企業はこの5社 ■編集部21 銅 「新しい [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事