今週のポイント 米国GDP(7月30日発表) 戦後最大の落ち込みへ=窪谷浩
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7月30日に米国で2020年4~6月期のGDP(国内総生産)が公表される。新型コロナウイルスの影響で、戦後最長の景気拡大は2月に終了し、景気後退入りするなど、米国経済には急ブレーキが掛かった。経済状況を見極める上でGDP統計が注目される。
まず1~3月期を振り返ると、実質GDP成長率は前期比年率5.0%減と金融危機時の08年10~12月期(同8.4%減)以来の落ち込みとなった。需要項目別では、個人消費が同6.8%減と1980年4~6月期(同8.7%減)以来の落ち込みとなったことが大…
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週刊エコノミスト
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