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裁判も就活も「データ中心」 中国で出現したネット新世界=志村一隆
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新型コロナショックを機に、オンラインサービス市場が急拡大している。日本でもビデオ会議システムを使ったリモートワークは当たり前の光景になったが、さらに先を行くのが中国だ。
首都北京では、オンラインで訴訟を進める「インターネット裁判所」がすでに稼働しており、今年起きたコロナ禍で注目を浴びている。というのも、この裁判所では、裁判が動画プラットフォーム上で行われ、訴訟関係者が実際に裁判所の法廷に立つ必要がないからだ。
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週刊エコノミスト
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