今週のポイント 米連邦公開市場委員会(FOMC)(9月15~16日) 追加の金融緩和策を模索=窪谷浩
有料記事
9月15日から2日間の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。米国は足元で消費鈍化がみられるほか、議会の追加経済対策の遅れもあって景気回復の持続性に懸念がでており、追加の金融緩和に踏み切るか注目される。
米連邦準備制度理事会(FRB)は、新型コロナウイルス対応として3月から4月にかけて矢継ぎ早にさまざまな金融緩和政策を実施してきた。例えば、政策金利を0~0.25%まで引き下げ実質ゼロ金利としたほか、米国債と住宅ローン担保証券を必要な額購入する量的緩和政策を開始した。これらの政策は2008年の金融危機時に実施した異例の金融緩和策の復活で…
残り416文字(全文693文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める