教養・歴史コロナで消える・勝ち残る大学

4大学トップに聞く「コロナでも生き残る条件」 永田恭介 筑波大学学長

     オンライン授業が普及した今、大学の個性はどこに求められるのか。地方大学の生き残り策は。4大学のトップに聞いた。

    (聞き手=市川明代、白鳥達哉、吉脇丈二・編集部、構成=稲留正英・編集部)

    「パスカル」が育つ風土はあるか 永田恭介 筑波大学学長(中央教育審議会副会長)

     ブレーズ・パスカル(仏哲学者・数学者)は、ドイツで誕生しえたのか。やはり、秋になると急速に冷え込み、焼き栗の匂いがして、冬になると孤独をしみじみ感じさせるようなフランスの地でなければ生まれ出なかった。大学の個性も同様だ。その大学に根付いている文化や歴史、もろもろのものから醸し出される。パスカルは誕生しなくても、この大学でなければ生まれない学問の風土は必ずある。そ…

    残り472文字(全文786文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月8日号

    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事