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教養・歴史 コロナで消える・勝ち残る大学

4大学トップに聞く「コロナでも生き残る条件」 大森昭生 共愛学園前橋国際大学学長

 オンライン授業が普及した今、大学の個性はどこに求められるのか。地方大学の生き残り策は。4大学のトップに聞いた。

(聞き手=市川明代、白鳥達哉、吉脇丈二・編集部、構成=稲留正英・編集部)

今以上に群馬ならではの学び提供

 我々は、群馬の人材をしっかりと育てていくことをミッションにしている大学だ。群馬の地域をキャンパスに学んでいくことに意味がある。資金力の豊富な東京のマンモス校とオンラインで競ったら、地方大学は負ける。だから、東京や沖縄では得られない、群馬ならではの学びを、今以上に提供する必要がある。

 オンラインの利点を否定するわけではない。この前橋にいながら、東京の第一線の先生の授業を受けられるなど、オプションとしては非常にありがたい。世界の二十数大学とは協定を結び、オンラインの学びを作り始めている。

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