教養・歴史 経済プレミア
鉄道カメラマン見聞録「初代0系からドクターイエローも」新幹線の魅力とは
有料記事
新幹線ものがたり(1)
今回は東海道・山陽新幹線を紹介しましょう。1964年、東京オリンピックに合わせて華々しく開業したのが東海道新幹線(東京-新大阪間)でした。新幹線は世界の鉄道に「高速鉄道」という活路を提示した画期的な出来事でした。
その後、新大阪以西は山陽新幹線として、72年に岡山まで開業。75年に博多までの全線が開通し、東京-博多間の直通運転が始まりました。
冒頭の写真は「0系」と呼ばれる初代の車両で、言わずと知れた元祖新幹線です。東海道新幹線では99年まで、山陽新幹線では2008年まで活躍しました。開業当時は子供も大人も憧れを込め、当時の「ひかり」を「超特急」と呼んでいました。
残り1029文字(全文1326文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める