欧州株 上値の重さは徐々に解消へ=浅井一郎
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欧州株は、新型コロナウイルス感染拡大の第2波や、英国と欧州連合(EU)の通商交渉の難航などで重い動きとなっている。欧州主要国では、感染再拡大を受けて経済活動を制限する動きが広まっているが、第1波と異なり医療崩壊や全面的なロックダウン(都市封鎖)に至っていない。経済に逆風となるが、深刻な後退は避けられそうである。
一方、EUを脱した英国の移行期間終了を年末に控え、通商交渉は難航しており、市場では徐々に合意なき離脱が意識され始めている。ただ、それを見据えた対応がEU企業を中心に行われているため、経済的なショックは限定的にとどまる可能性がある。
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