新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 2分で分かるAI図解 日本の未来 

第10回 無人店舗普及で監視カメラが活況=ゼノデータ・ラボ

 新型コロナウイルス感染が広がった2020年3月にオープンした、JR高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)構内の無人コンビニエンスストア「タッチトゥゴー」が好評だ。人件費削減や人手不足問題、そして新型コロナウイルスの感染対策という観点からも今後の需要が増えることが予想される。

 無人店舗の普及によって、大きな影響が出る国内の上場企業はどこか。AI(人工知能)を使った業績予測システム「ゼノブレイン」で分析したところ、需要が増える企業が特に多い分野が三つ、逆に需要が縮む分野が一つ浮かび上がった。

 需要増企業が最も多かった分野が「監視用のセキュリティーカメラ」。特にALSOKブランドの綜合警備保障やセコムは総合的なセキュリティーサービスを提供しており、入退室管理サービス、顔認証システムなどの事業も展開しているため、他社に比べプラス影響が大きい。それにともない、顔認証システム需要からテラプローブ、入退室管理サービス需要で東洋テックなどもプラスの影響が大きく出る。

残り322文字(全文751文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事