マーケット・金融深層真相

三菱UFJ銀「半沢頭取」 海外子会社減損で前倒し?

    (Bloomberg)
    (Bloomberg)

     三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行の次期頭取に、常務の半沢淳一氏(55)=写真=が4月1日付で就任する。人気ドラマ「半沢直樹」の主人公のように将来の頭取候補と言われてきたが、このタイミングでの起用の背景には、現頭取の三毛兼承氏(64)が責任者として買収を指揮したインドネシアの銀行バンクダナモンの減損処理があるようだ。

     過去のトップ人事では、頭取を1~2年務めた後にMUFGの社長を兼務し、その後はMUFG社長に専念して後進が頭取に就いてきた。だが、2016年に頭取に就任した小山田隆氏(65)は体調不良でわずか1年で退任。急きょ頭取となった三毛氏は19年4月にMUFG社長を兼務するも、同月に子会社化したバンクダナモンの株価が急落し、MUFGは20年3月期に2000億円超の減損損失を計上した。

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