今週のポイント 米国GDP(1月28日) 成長率は大幅低下=窪谷浩
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1月28日に米国で2020年10~12月期のGDP(国内総生産)が公表される。米国経済は新型コロナの影響で春先に大きく落ち込んだ後、経済対策の効果などもあり、回復基調が続いている。一方、11月以降は新型コロナの感染再拡大が深刻化しており、経済への影響を見極める上でも当期のGDPが注目される。
7~9月期を振り返ると、実質GDP成長率は前期比年率33.4%増と4~6月期(同31.4%減)に落ち込んだ反動もあって、記録が残る1947年以来最大の伸びとなった。もっとも、実質GDPは依然として新型コロナ流行前(19年10~12月期)を3%超…
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週刊エコノミスト
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