ドル・円 当面107円で底堅く=深谷幸司
有料記事
米国の10年国債利回りが1・5%を超えて上昇したのは多くの市場参加者にとって想定外だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和継続を明確にしつつ、一方で長期金利上昇を容認していることは意外だろう。米国の長期金利は昨年夏に底打ちし上昇基調にあった。財政金融政策による景気回復期待で期待インフレ率が上昇し、実質長期金利がむしろマイナス幅を拡大。これが…
残り264文字(全文440文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める