ドル・円 ドル押し下げ局面に=高島修
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年初からの米ドルの反発に変化の兆しが出てきた。3月17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の際、発表された米連邦準備制度理事会(FRB)の経済見通しでは2023年末まで現在の金利据え置きが示唆された。事前に利上げが示唆される可能性があるのではないかとの見方もあったことから、ハト派サプライズとなった。
だが、パウエルFRB議長は会見で最近の金利上昇を止める必要はないとの姿勢を繰り返し、30年など長期ゾーンでは金利上昇が継続した。それにもかかわらず、米ドルはユーロや円などに対してほぼ全面的な反落となった。
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