資源・エネルギー資源高 襲来!

不動産 衰えないレジデンスの価値 収益安定で資金流入進む=馬場高志

     新型コロナウイルス禍でさまざまな資産価格が大きく変化しているが、不動産の資産価値も転換点を迎えている。米調査会社リアル・キャピタル・アナリティクスによると、日本国内の不動産取引件数は、コロナ禍の2020年第3四半期(7〜9月)に前年同期比の約6割まで落ち込んだものの、第4四半期(10〜12月)には前年同期並みまで急回復。タイプ別ではレジデンス(居住用物件)の比率が上昇している。

     背景として、海外投資家による対日不動産投資(取得総額)が20年は約1・2兆円で、前年比51%増の高い伸びを示していることがある。総額は英、米に次ぐ世界第3位で、伸び率は先進国中最大。金融緩和に伴う良好な資金調達の環境下、国債利回りの低下などの運用難を受け、世界の機関投資家の多くが、代替的な投資対象として相対的に利回り水準の高い不動産の資産配分を高めている。

    残り916文字(全文1287文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    4月27日号

    未来産業の本命 新エネ、DX、デジタル通貨第1部 エネルギーとデジタルが生む革新14 脱炭素の大開拓時代 革命は日本から始まる ■浜田 健太郎/村田 晋一郎16 新エネ(1) 洋上風力 潜在力は原発500基分 ■宗 敦司19 (2) 送配電 「直流送電」で再エネ普及へ ■南野 彰24 (3) 蓄電池 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事