新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

法務・税務 固定資産税に気をつけろ!

基礎から分かる固定資産税Q&A=編集部/監修 古郡寛

 身近な税なのに分かりにくい固定資産税の知識をゼロから解説する。

 Q1 固定資産税とは?

 A 固定資産税の課税対象となる「固定資産」とは土地、家屋、事業用の償却資産、に分かれる。「土地」とは宅地や田、畑、山林など、土地登記簿に登記するべき土地のこと。「家屋」とは、住家や店舗、工場(発電所、変電所含む)、倉庫など、建物登記簿に登記するべき建物のことだ。

「事業用の償却資産」とは、機械や設備、装置、ボートやヘリコプターなど法人税・所得税で減価償却の対象となっている資産を指す。事業用の償却資産は、家屋に含めて評価される建築設備との区別が難しい。壁掛け型のエアコンや飲食店の厨房設備などは償却資産だが、「家屋に取り付けられ、家屋と構造上一体となっている建築設備」は家屋に含まれ、エレベーターや空調設備が該当する。

残り3689文字(全文4043文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事