NY市場 明暗分かれる業績相場へ=堀古英司
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新型コロナウイルスの感染拡大後、米株式相場は積極的な財政・金融政策を背景に上昇し、多くの銘柄で「コロナ前」の株価を上回っている。しかし、いわゆる「巣ごもり」銘柄を除けば利益が増加しているわけではなく、業績が低下する中、低金利や期待に下支えされる形の金融相場の色彩が濃い上昇だ。
実際、米主要大型株で構成されるS&P500指数の2021年予想ベースの株価収益率(PER)はすでに2…
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週刊エコノミスト
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