金利上昇で債券投資に暗雲=深野康彦
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高配当株vs債券 高配当株ETFが狙い目 金利上昇で債券に暗雲=深野康彦
長期金利(10年国債利回り)の上昇が一時期騒がれたものの、その水準は米国で約1.7%、日本は0.18%程度に過ぎない。日本の0.18%は上昇したうちに入らないと思われるが、その水準は2016年1月以来5年ぶりの高さだ。金利上昇に伴い、日本の個人向け国債の変動10年の利率も最低保証の0.05%超になったことから、金利上昇の影響が皆無というわけではない。
だが、世界的な金融緩和で金利は消滅しつつある。言い換えれば債券からの金利収入が期待しにくい以上、インカムゲイン(資産保有で得られる収益)期待の投資では、新たな投資先を選別する必要がある。
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週刊エコノミスト
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