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世界の金融市場が注目する経済指標とは?=桂畑誠治

    重要統計の結果がFRBの金融政策を左右する(パウエルFRB議長) (Bloomberg)
    重要統計の結果がFRBの金融政策を左右する(パウエルFRB議長) (Bloomberg)

    注目指標は? 最重要は米雇用と物価統計 FRBの金融政策に影響大=桂畑誠治

     世界の金融市場が今、注目しているのが、米国の雇用と物価に関する統計だ。市場に大きな影響を与える米連邦準備制度理事会(FRB)が、政策変更の判断材料として雇用統計と個人消費支出(PCE)デフレーターを重視しているためで、実際に今年4月の米雇用統計は予想よりも弱い一方、消費者物価(CPI)統計が予想を大幅に上回る上昇となった結果に、株式市場などが強く反応している。

     雇用統計は、米国景気の変化をタイムリーに示す最重要統計である。当該月の12日を含む週に行われる事業所調査と家計調査に基づいて作成される。労働市場の勢いを示す「非農業部門雇用者数(事業所調査)」と労働市場の質・水準を示す「失業率(家計調査)」が重要視されている。

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