投資・運用

注目の米国の利上げ 金融市場の織り込み度合いを知る方法=桂畑誠治

金融政策が注目の的(ワシントンDCのFRB本部) (Bloomberg)
金融政策が注目の的(ワシントンDCのFRB本部) (Bloomberg)

米国の利上げ 市場織り込みを知る方法 FF金利先物で確率を計算=桂畑誠治

 景気拡大やインフレ率の上昇などが続けば、緩和的な金融政策は引き締めへと修正を迫られる。特に、米国が新型コロナウイルス禍から回復軌道をたどる中、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和縮小や利上げのタイミングに市場の大きな注目が集まっている。利上げをどれほど市場が織り込んでいるかを知ることは、景気や投資環境を判断をするうえでも重要だ。

 FRBの金融政策に関する市場の予想変化を反映する金融商品に、米フェデラル・ファンド(FF)金利先物がある。FF金利とはFRBが操作する短期の政策金利で、その先物がシカゴ商品取引所(CBOT)に上場されている。FF金利先物価格はCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のホームページで公開され、FF金利の将来の水準を想定して取引が行われるため、市場が予想する政策金利の水準が分かる。

残り931文字(全文1325文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月11日号

止まらない円安 24年ぶり介入第1部 市場の攻防15 亡国の円買い介入 財政破綻を早める ■編集部17 1ドル=70円台はもうない ■篠原 尚之 ドル高が揺さぶる「国際金融」 ■長谷川 克之18 円安 これから本格化する内外金利差の円売り ■唐鎌 大輔20 国力低下 米国の強力な利上げはまだ続く 円 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事