マーケット・金融

山陰合同銀と「提携で新規口座が増加。今後も提携先模索=野村証券新井聡副社長

新井聡 野村証券副社長・野村ホールディングス執行役員

── 昨年9月に山陰合同銀行と業務提携した。

■想定以上にさまざまな実績が上がり始めている実感がある。

 具体的には、証券関連口座の新規開設や、積立件数が増えた。今まで株や債券を買ってこなかった地銀の顧客に、新たに買ってもらう例が出てきている。山陰合同銀に当社から80〜90人を出向させ、机を並べて山陰合同銀のバッジと名刺で営業に回っているが、その効果が出ている。

 島根・鳥取両県にあった野村証券の2支店1営業所は「野村」の看板をいったん降ろして「山陰合同」の看板を掲げている。

残り1264文字(全文1527文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事