マーケット・金融THE MARKET

5月の鉱工業生産は増産が一服か=山下大輔

今週のポイント 5月の鉱工業生産指数(6月30日) 生産増は一服か=山下大輔

 5月の鉱工業指数が6月30日に発表される。鉱工業生産指数(季節調整値)の推移を振り返ると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年2月から5月にかけて大きく低下した。繰越需要の顕在化により、緊急事態宣言解除後の6月から10月に急回復した後は、需要が一巡したことなどで低下した。

 21年に入ってからは、緊急事態宣言などの発出にもかかわらず、2月を除き、前月比で増加が続き、4月には感染拡大前の水準に回復した。一般に、製造業は景気連動性が高いが、このところの感染拡大の影響はサービス業を中心に表れており、内外での設備投資需要を背景に製造業への影響は非常に限定的だ。

残り330文字(全文655文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

7月12日号

止まらないインフレ 資源ショック20 衝撃は石油危機に匹敵 「資源小国」日本の正念場 ■荒木 涼子/和田 肇24 原油の行方 2次制裁発動なら記録的高騰へ ■原田 大輔27 中国・インド “ロシアに冷淡”な資源輸入国 ■和田 肇29 戦略物資 EVや再エネの普及に必須の「銅」 ■片瀬 裕文30 天然 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事