地方銀行員の年収 首位東京スターは大幅減も 最下位島根の2倍=白鳥達哉
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<第2部 コロナで勝った・負けた地銀ランキング>
昨夏公表の2020年3月期の有価証券報告書から、19年度の地方銀行75行の平均年収を見ると、銀行間に大きな格差が出ていることが見て取れる(表1)。
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トップは第二地銀の東京スター銀行で、2位の静岡銀行と比較しても100万円近く高い832.1万円となった。とはいえ、同行の18年度の平均年収は926.6万円で、1年で約100万円減少している。最も平均年収が低かったのは島根銀行で、東京スター銀の約半分となる438.8万円となった。一方、表2は銀行持ち株会社14社を対象とした調査結果だ。4社が1000万円を突破している。ただし、従業員の構成として、高い給与の役職員が多いことや、グループ内で比較的給与が低い傘下銀行との兼務者が含まれていないこともあって、平均年収が押し上げられる傾向にあることには注意が必要だろう。
(白鳥達哉・編集部)
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