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年後半に80ドルを見込む原油相場

原油 年後半に80ドルにらむ=柴田明夫

 原油価格は下値を切り上げている。ニューヨークWTI原油価格は、6月に入って1バレル=70ドル台を回復した。新型コロナウイルスのワクチン普及や大型経済対策によるエネルギー需要の回復期待のほか、6月18日のイラン大統領選挙で、反米保守強硬派のライシ師が当選したことも、価格上昇に影響している。核合意を巡る協議も一時休止した。

 国際エネルギー機関(IEA)は6月の月報で、石油需要は2022年末までに日量1億60万バレルに達し、コロナ禍以前の水準を上回ると予測している。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非OPEC加盟国で構成する「OPECプラス」は6月の会合で、8月以降も段階的に協調減産幅を縮小するが、急激な増産はしないことを改めて確認した。これも価格の下支え要因となっている。

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