テクノロジー

インドの貧困解消を電動リキシャで解決する日本のEVベンチャー

注目企業2 テラモーターズ(東京都)

上田晃裕・テラモーターズ社長 「低所得層にクルマのローンを提供する」

 インドで「Eリキシャ」というEV3輪車を展開し、約40社が参入している中でシェアはトップだ。インド東部の西ベンガル州コルカタに工場があって、日本人5人を含め約100人が働いている。

 米EV大手のテスラは富裕層を対象にした高級車からEVを普及させたのとは逆に、当社は貧困層から入っている。一部の富める人たちの「愛車」ではなく、大多数の貧しき人々にとっての「必要とされる車」がEリキシャだ。

 もっとも、当社はつくって売るだけの会社ではない。7月からローン事業を本格的に始めた。これにより、低所得者でもEリキシャを購入できて、タクシーや運送など事業を始められる。車両の後ろに広告を載せる取り組みも始めた。

 20年度の販売は約1万5000台。今年度は2万台を目指したいが、コロナ禍で先行きは不透明だ。

 …

残り889文字(全文1289文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

8月23日号

電力危機に勝つ企業12 原発、自由化、再エネの死角 オイルショックを思い出せ ■荒木 涼子/和田 肇15 電力逼迫を乗り越える 脱炭素化が促す経済成長 ■編集部16 風力 陸上は建て替え増える 洋上は落札基準を修正 ■土守 豪18 太陽光 注目のPPAモデル 再エネは新ビジネス時代へ ■本橋 恵一2 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事