7月の消費者物価指数、統計基準の改定で物価上昇の鈍さが鮮明化=上野剛志
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今週のポイント 7月の全国消費者物価指数(8月20日) マイナス圏に逆戻りか=上野剛志
欧米では物価上昇が鮮明になっている。6月の米消費者物価上昇率は巨額の財政出動やコロナワクチン普及に伴う経済活動の回復、エネルギー価格の上昇や供給制約などを受けて前年比5.4%と約13年ぶりの高い伸びを記録している。
ユーロ圏でも前年比2%程度に回復し、さらなる上昇が見込まれている。このため、欧米では物価の高い伸びの持続性について活発な議論が行われている。
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週刊エコノミスト
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