週刊エコノミスト Online 特集

商社2021 財務&注目事業 伊藤忠商事 コンビニ事業 金融・データを掛け合わせ

5年ぶり首位、今期も最高益更新へ

 2021年3月期連結最終(当期)利益は、新型コロナウイルスの影響を受け前期比19.9%減の4014億円だったものの、商社業界で5年ぶり2度目のトップに立った。今期は過去最高の5500億円を見込む。

 生活関連産業や情報・金融などに強く、「非資源ナンバーワン」を標榜(ひょうぼう)する。しかし、21年3月期の取り込み利益(出資比率に応じた子会社、関連会社の純利益の取り込み額)トップは「伊藤忠ミネラルズ&エナジー・オブ・オーストラリア」だった。鉄鉱石事業が好調で取り込み利益は906億円だった。

 ただ、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)など非資源事業も取り込み利益トップ10に入った。

残り1395文字(全文1704文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事