新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 日本株 上昇相場へ

脱炭素の注目企業

千代田化工建設 常温常圧下で水素の運搬に成功

 クリーンエネルギーとして脱炭素の切り札と目される水素。エンジニアリング大手の千代田化工建設はトルエンと反応させて常温常圧で取り扱える「SPERA(スペラ)水素」で注目されている。

 水素の輸送先(水素利用地)で、触媒を分離し、水素は顧客に供給、トルエンは再活用する。

 国際間水素輸送の実効性を確認することを目的に、千代田化工、三菱商事、三井物産、日本郵船の4社がAHEAD(次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合)を設立。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成を受けて世界初の「国際間水素サプライチェーン実証」が2015年に始動。実証実験を終えている。AHEADは21年8月、ブルネイで製造する水素をENEOSに供給すると発表している。将来的には同社…

残り1117文字(全文1472文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事