国際・政治

コンサート、マラソン 復活した対面の高揚感=吉村亮太

    規則によりスタートでは全員がマスク着用 筆者撮影
    規則によりスタートでは全員がマスク着用 筆者撮影

    コンサート、マラソン 復活した対面の高揚感=吉村亮太

     単位人口当たりの新型コロナウイルス感染者数では、ワシントンDCは全米中でも優等生的ポジションを依然として維持している。しかし、本稿を執筆している10月1日時点では、収束したかに見えた6月末に比べるとはるかに多く、予断を許さない。

     全米で約70万人という未曽有の数の犠牲者を出してもなお、テレビをつければマスク着用の是非を延々と議論していて、いささか気がめいる。折しも新しい学年がスタートしたタイミングでもあり、一部の州ではマスク義務化論争が教育委員会や学校でもかなり熱を帯びている。

     9月上旬のレイバーデー(労働者の日)連休明けから通常勤務を再開するという計画は、デルタ変異株まん延の影響で先送りされている。それでも当地で6割の人がワクチン接種を済ませていて、大人たちの間では日常が徐々に戻りつつある。それを実感するのは、大人数が集まる対面イベントが増えてきたことだ。接種証明か陰性証明の提示が求められるものの、2万人収容できる会場を満席にするロックコンサートが催されるまでになった。

     筆者は9月に地元のハーフマラソンに出走した。ロックダウン(都市封鎖)になった2020年春以降の大会は中断されていたので、久しぶりの対面開催となった。

     マラソン大会は、この1年半の間はもっぱらバーチャル方式で開催されていた。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを持ち、各人が好きな時に好きなルートを走ると、走行距離と所要時間が記録されて順位が算出されるという、いかにもコロナの時代らしいシステムだ。筆者も一度だけ10キロメートルレースに参加した。

    コロナ下で…

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